本日付で、株式会社北九州パワーの代表取締役社長に就任いたしました富高紳夫でございます。
お陰様で、当社も設立から7年目を迎え、電力事業規模は8万kWを超え、お客様も778件となりました。
これもひとえにお客様はもちろん、多くの関係者の皆様のご恩顧の賜物と、厚く御礼を申し上げる次第でございます。
今後も持続可能な社会に貢献すべく、ごみ発電等地元の再生可能エネルギーを最大限活用し、さらなる価値創造を図る所存でございます。当社独自の個性を発揮して地域の産業振興に貢献し、全員参加型の地方創生の実現を目指して参ります。今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
2022年4月1日(金)
株式会社北九州パワー
代表取締役社長 富高 紳夫
東日本大震災以降、国内の全ての原子力発電所の運転停止や東京電力管内における計画停電の実施など、国民生活はもとより地域産業にとってもエネルギーがいかに重要な社会インフラであるかということを、私たちは痛感させられることとなりました。
こういった状況の中、世界の環境首都を目指す北九州市は、市民生活や市内のものづくり産業を支えるためには、市内への低炭素で安定・安価なエネルギー供給が不可欠であると考えました。
そして、この実現のためには、
1. 再生可能エネルギーや基幹エネルギーなど発電設備の集積とエネルギー拠点の形成
2. それら発電主体と市内企業とをつなぐエネルギー供給・マネジメント主体の設立
が不可欠であるとの思いから、この2つの実現を柱とする『北九州市地域エネルギー拠点化推進事業』を2013年7月に発表しました。
弊社は、上記柱のひとつであるエネルギー供給・マネジメント主体として、北九州市と地元企業や金融機関等8社の出資により、2015年12月1日に設立されました。
・地域に安定・安価なエネルギーを供給することで市内産業、特に中小企業の下支えをおこない地域産業の活性化に寄与します。
・地域固有の低炭素エネルギーの地産地消を実現し、市内の低炭素化に寄与します。
・エネルギーマネジメント等のノウハウを拡大・実装することで、省エネ社会を実現し、新たな環境ビジネスの創出を目指します。